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現在の南極大陸は,そのほとんどが2000mを越える厚い氷床に覆われている.そのため沿岸部を中心としたわずかな露岩を除き,表層の地質情報を直接得ることは難しい.従って地殻の内部構造を推定するには,地震探査をはじめとする物理探査が有効な手段となる.第41次および第43次日本南極地域観測隊(JARE-41,-43)では,みずほ高原において屈折法および広角反射法地震探査を実施した[宮町ほか(2001,2003)].本論文では,これらの探査データに対し反射法的な解析を適用することにより,みずほ高原下での大...
第43次日本南極地域観測隊夏隊(JARE-43)では,東南極みずほ高原において,JARE-41に引き続き,みずほ高原下の地殻の速度構造を明らかにするため,屈折法および広角反射法地震探査を実施した.探査測線は,みずほルート上のH176地点を起点に北北東方向に101 km,南南西方向に50 kmの測線長約151 kmであり,JARE-41の探査測線と斜交している.この測線上に161台の地震観測点を配置し,7カ所で薬量700 kg程度の大発破,1カ所で薬量20 kgの小発破を行った.大発破点からの距離...
南極氷床上のクレバス帯等の,地上からは到達困難な地域での人工地震観測を目的とした投下型地震観測装置(南極ペネトレータ)を開発し,第43次日本南極地域観測隊で実施する東南極みずほ高原における人工地震探査で使用するために,22本のペネトレータを昭和基地に持ち込んだ.しかし,開発の遅れに伴う国内試験の不足から種々の不具合が発生し,今回は本観測での使用をあきらめざるを得なかった.当初の目的は果たすことができなかったが,国内では得られない環境でのペネトレータ投下実験を行い,投下姿勢,着地衝撃力,温度変化等...